今回のテーマはサイドキックです⚽️
今回のブログでは
・サイドキックとは?
・サイドキックにも種類がある
・サイドキックの名手シャビ選手
について書いています✨
はじめにサイドキックについての簡単な説明から👍
サイドキックはサッカーで1番よく使うキックで、主にパスを出す時に使います⚽️
足の内側の広い面で蹴るためキックの中でも精度は高く、約10メートル以内の距離なら経験者であればズレることはありません。
寧ろサイドキックでパスがズレているとサッカーが始まらないくらい、それくらい重要なキックです✨
あまりにも基本過ぎて、意外と日々のサッカーチームの練習ではサイドキックにそれほど時間を取ることもなく、ある意味軽視されがちですが、これほど奥の深いキックは無いと私は考えています。🤔
サイドキックが上手い選手=良い選手
と言っても過言ではありません。
最初にサイドキックがしっかりできるかできないかがサッカー経験者かどうかとしての壁になるでしょう🤔
そんな重要なサイドキックですが、
「サイドキックが上手い」には沢山の意味があります。(※私個人の意見です)
例えば相手の右足にパスを出すのか左足に出すのかというパス精度の話から、
バシッと通る速いパスを出すのかゆっくり出すのかというパスの強弱の話、
同じキックフォームで浮かしたり少し方向を変えたりというパスの豊富さに関する話などがあり、1つのサイドキックで様々な変化をつけることができます😆
(かくいう私もサイドキックの丁寧さには少し自信があります!←誰も聞いていない)
そして、ここまで読んで下さっている皆様に、サイドキックを語る上で是非知っておいて欲しい選手がいます。
2008〜2012年のポゼッションサッカー
(ポゼッションサッカーについてもまた取り上げますね👌)全盛期の時代の中で、世界一のチームとして君臨していたスペイン代表チームは記憶に新しい方も多いかと思います。
その中心の中心、司令塔として輝きを放っていたのが元スペイン代表MFのシャビ・エルナンデス選手です。
シャビ選手はこのサイドキックと状況に応じたパスの使い分けが抜群にうまい選手で、1つのモーションから繰り出されるパスの豊富さで相手のDFを騙し翻弄していました。
サイドキックは正確にパスを出せる反面、
「足の振りが大きい分、相手にパスコースが読まれやすい」という弱点があります。
しかし、シャビ選手はその読まれやすい部分を逆手に取って、あえて相手DFに届きそうで届かないようにパスを出したり、タイミングを外したり、ダイレクトや浮き球で出したりして相手の守備を混乱させていました。
さらに言うと、
受け手の左右の足に合わせるだけでなく、途中で回転をかけてパスの勢いを止めるなど、パスの受け手が次のプレーをしやすいよう、パスを操っていました。
単に相手に届けばいいというだけでなく、次のプレーを考えて強弱や回転を意識してサイドキックを使うことで、チームのパス回しはとても滑らかになります。
1番よく使うキックでありながら、サイドキックの度に、「どうぞ、次のこのプレーをしてね」
というメッセージ付きのパスを出せる選手はチームを活性化させる本当に良い選手の特徴です。
観戦者としても、今のサイドキックにはどんなメッセージがあったのだろう?
とパスを出した選手の気持ちを想像するのも楽しいですよ😉
本当に奥が深く、書ききれないのでひとまずこのあたりで終わります!😭
またもっと詳しくサイドキックについて取り上げる予定です。
読んでくださった皆様もサイドキックに注目してサッカー観戦をする、選手ならパスの質にこだわってサイドキックをしてみませんか?✨
最後にシャビ選手のパス集をどうぞ
https://m.youtube.com/watch?v=0lw-FBeEBF8&feature=youtu.be
それではまた⚽️